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せっかくのお祝いなのに…


このブログでは、極力、ノンポリを(なぜ?)決め込んでいる私なのですが…あまりのことに、怒りを覚えています。

今オランダは午後1時半くらいです。今朝は予定どおりゆっくり起きて、女王誕生日のパレードの生中継を主人と2人、テレビで見ていました。ちょうど、お昼ちょっと前(後で聞いた報道によれば11時50分だったようです)、王室のメンバー一同を乗せたバスのすぐ近くに黒い乗用車が猛スピードで突っ込んできて、道路沿いに建つ石碑にがっちゃん!と激突、バスはなんともありませんでしたが、一般市民の巻きぞえ被害者が14人(この後、午後3時半には17人と報道されました)…つい今しがた入ったテレビの報道によれば、2人亡くなったと…ひどいですね。こんなことは、はじめてです。

女王ご一行は、毎年この日に国内のどこかの都市を訪問するのですが、今年はちょうど、Het Loo(ヘット・ロー)宮殿のある、ある意味、お膝元ともいえるApeldoorn(アーペルドールン)市がご訪問先となっていて、事件の起きたのは、ロイヤルファミリーを乗せたバスがまさに宮殿前にさしかかった地点でした。そして、この事件以後の今日の公式プログラムは急遽中止となりました。

まだ詳細は不明ですが、もしも故意に起こしたことならば…こんなことをして、いったいなにになるのかと、もしなにか主張でもあるのなら、なおさら、こんなことをしても、なんの主張にもなりはしないし、それどころか、かえって反感を買うだけなのに・・・

追記1:只今(夕方4時頃です)、テレビの緊急記者会見を見ていますが…亡くなった方は4人になってしまったようです。ご冥福を祈ります…としか、言いようがありません。ヘット・ロー宮殿でも半旗を掲げています…ベアトリックス女王のコメントもテレビで流れました。女王にとっても、人生最悪の女王誕生日になってしまって、お気の毒です。

追記2:犯人は38歳の男性だったそうです。本人も重篤な状態で脳死だとか…ロイヤルファミリーを狙って意識的に引き起こした事件だったということもわかったようです。また、この事件で亡くなった方は5人になってしまいました。

来る5月4日の晩には、これも毎年恒例の第二次世界大戦の戦没者慰霊式典があって、女王も皇太子ご夫妻もご出席になるのですが…これまでよりも一層警護が強化されるのではないかと思います。

しかし、今回の報道を見ていてつくづく思うのは、一般的には、オランダのロイヤルファミリーというのは厚い壁に隔てられたまったく別世界の人物ではなく、人間として親しまれ、愛されているなということです。報道する側も、形式的、表面的にではなく、女王に同情しているのが感じられます。

追記3:(5月1日)オランダのニュースによれば、深夜、犯人も死んだそうです…失職し生活苦から自暴自棄になって…という構図だったようですが、それにしても…こんな方法で世の中が変わるとも思えません。

追記4:(5月2日)この事件による死者がまた増えてしまったようです。これで犯人を含め7人目です。今度は、国家護衛隊(Koninklijke Marechausee)の方です。私の記事は、常に自分自身で確認し、翻訳して書くようにしていますが、今回は日本でいえばNHKにあたるオランダNOS局のニュースサイトを参考にしています。それによれば、まだ重体の女性が1人、重体ではないけれど重症の女性が1人、また、けが人には子どもも2人含まれていますが、この子どもたちの容態は安定しているとのことです。

犯人のいなくなった今、遺族や友人、知人の方々の思いはいかばかりでしょうか…

以下、参考までに、NOSのサイトです:

NOSニュースサイト

私は本日午後は、前の記事で書いた結婚式(アメリカ人新婦とイギリス人新郎という組み合わせです)で、演奏の仕事です。こちらは、幸多かれと祈りつつ演奏しようと思います。

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【2009/04/3020:48】 |出来事
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