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なんだかんだと、またもや更新できずにいました…ここ、オランダでは、政治的には種々の事件があるにせよ、巷では春めいてきた景色を愛でる穏やかな日々です。それでも、私は日本人なので、やはりそれとは少し違い、かたや日本で同時進行している出来事も自分なりの方法で取り入れ、考えつつ、過ごしています。

3月11日の東日本大震災を境に、日本のみならず世界中のさまざまな人の内的世界にも激震が起こっているように思われます。もちろん、中には無関心な方もいるでしょうが、被災地から離れていても、なにかできることはないかと考え、少しずつでも実現しようと努力している人たちもまた多いのではないかとも思います。

オランダでも、さまざまなチャリティーイベントが立ち上がり、実施されています。ボランティアというのは、自分に無理じいしてまでするものではなく、心から協力したいと思うことを自分なりにお手伝いすることだという自分自身のポリシーのもと、共鳴できるものには私もなるべく協力するようにと心がけています。前の記事でお知らせした、3月19日(土)のシーボルトハウスのオランダ発チャリティーイベント第一声「千羽鶴を日本へ」では(まさに「鶴のひと声」?!)、折り紙初心者のオランダ一般ピープルの方々に折りかたを教えながら折り鶴に祈りを込め、シーボルトハウスの学芸員からの頼みに応じ、現地新聞やラジオの取材に、恥ずかしくも舌足らずなオランダ語で答えたりもしました(本来、この手のことは大の苦手なのですが、この際、もう観念…)。結局、ここでは、後からの寄付も合わせると5000羽の折り鶴が集まり、日本赤十字への募金は約3100ユーロになったそうです。シーボルトハウス主催、ライデン大学日本学科同窓会共催と掲げるにふさわしいチャリティーイベントになったと思います。

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3月19日(土)シーボルトハウスにて:左=この子とも一緒に折りました。右=でーきた!

また、26日(土)には、ロッテルダム全日制日本人学校の校舎(郊外の閑静な住宅街にあります)にてのチャリティーバザーに行きました。わが家からも、結局使わずに新品のままなんとなく保存(笑)してあったポケモンの学習帳(made in Japan)約10冊や、一度も手(や足)を通さなかった子供服、おもちゃなどを寄付し、また、当日はみなさん手づくりの日本の食べ物(充実度満点でした!)や雑貨を購入、少しは売り上げに協力しました。主催者側にて一生懸命力を注いでいた友人からも報告をもらいましたが、このバザーでの募金額は、2,432,136ユーロ(なぜか細かくご報告)だったそうです。よかった!

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3月26日(土)ロッテルダム日本人学校にて:左=開始5分前。右=メロンパンナちゃん、いい人にもらわれてね。

両チャリティー関係者の方々、お疲れさまでした。

実は、このようなイベントとはまた別に、私には個人的に協力を申し出ているところがあります。
それは、今回壊滅的な被害を受けた岩手県山田町と姉妹都市提携を続けているオランダ、ユトレヒト州のザイスト市です。地震自体もさることながら、あのあまりにも凄まじい大津波の報道を目にして、いても立ってもいられず、地震直後から市と直接やり取りを始めました。ふだんこそ、もうあまり連絡を取り合うこともなくなっていましたが、山田町もザイスト市も、私自身がかつて訪れたことのある場所、しかもそれは、ちょうどこの2つの町が姉妹都市提携を正式に結んだ2000年、「日蘭交流400周年」の記念の公演のためでした。

その際(2000年5月山田町、同11月ザイスト市公演でした)には、1演奏者として参加したのですが、今回はオランダ語翻訳者としてもなにかできることがあればと申し出たところ、ザイスト(市長からのものも含み)市からのコメントの翻訳を依頼され、協力しました。それは市の担当者がなんとかして山田町関係者へ向け発信したとのことです。それから引き続きインターネットを駆使し、山田町でかつて英語教師をしていたという、ワシントン在住アメリカ人弁護士(奥様が山田町出身のようです)とのつながりができ、彼が震災後必死でかき集めたという山田町避難者名簿の、そこに添えられたローマ字ガナのダブルチェック(友人2人にも協力してもらいました。ありがとう!)をしたり、これまたお目にかかったこともない、京都在住の山田町ご出身の奥様と連絡を取り合ったりもしています。みな、山田町を支援したいという同じ思いのもとで力を合わせようとしています。

今回のことで、インターネットの効用を感じている人もひじょうに多いと思いますが、私もその1人です。
遠くにいる者どうしがなんとか善意のつながりを持とうと思った時のインターネットの威力も、また、大きなものだと実感しています。

ザイスト市-山田町への協力はまだ始まったばかりです。ザイスト市でも、これからなにができるのかを協議していて、まずは、4月12日に、これまで10年以上交流を続けてきた学校の子どもたちが中心となって、チャリティー・ラン(オランダ語では、sponsorloop)をして募金運動をする計画だそうです。私もなにか協力を求められた際には、今後とも喜んでお手伝いするつもりです。

ごくごく個人的には、ロッテルダムのチャリティーバザーでたまたまゲットした、オランダサッカーリーグのフェイエノールトのボール、これは、山田町の少年(&少女?)サッカーの子どもたちに活用してもらうべく、ザイスト市を通してなどしてお届けしたいと思います。ボールはどなたかのサイン入りで、後日調べてみたところ、これは、偶然にも、フェイエノールト現監督のMario Been(マリオ・ベーン)ではないかと!以下、ボールの写真とマリオ・ベーンのサインの画像です。ご参考までに。ほぼ間違いないと思います(笑)。

voetbal-mario_been.jpg      b3fde_Handtekening_Been.gif

きっとお届けします。どうか、それまで待っていてくださいね!
そして、今は、なんとか大変な時期を乗り切ってほしいと、切に願っています。

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【2011/04/0407:17】 |近況
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