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3. オランダよもやま話(24)   国森由美子
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 オランダは、アメリカやイギリス、ドイツ、フランスなどと同様、基本的に
「9月始まり」の国なので、全国的に新年度モードとなっています。大学の
オリエンテーションも始まっていますし、テレビなどでも番組リニューアルの
時期となっていて、なんとなく日本の3月末を思わせるものもあります。
そんな中、私の好きな番組が1つ終了することを知りました。それは、
“ Praatjesmakers ” (「おしゃべりさんたち」の意)という番組で、
司会者がゲストの子どもたちと一緒に楽しいトークを展開するものでした。

 2000年から10年続いたこの大人気の長寿番組、司会者の
ヨッへム・ファンヘルダー(Jochem van Gelder)さんの聞き上手も
さることながら、オランダの子どもたちの天真爛漫なトークがかわいくて、
時々見ていました。子どもたちのおしゃべりには、家族や友だち、
身のまわりのことについてなど、いかにもオランダらしい考え方が
反映されていることも多く、とてもおもしろく思ったものです。
番組サイトでは、番組を見のがした視聴者のために前回の放映分が
無料公開されていました。オランダのこの種の番組サイトでは、
このような公開サービスをよく見かけます。

 今号では、目下、番組サイトで公開されている番組の最終回の動画を
参考にしながら、リスニングの練習をしてみたいと思います。もちろん、
会話のほんの一部を取り上げるだけなので、お気軽にお試しください。
以下が番組サイトです。

http://praatjesmakers.ncrv.nl/

 サイト中、中ほどのピンクの帯に ” Laatste Uitzending Gemist”
(前回の放送を見逃したら)とあるのがおわかりになるでしょうか? 
そのすぐ下の ” bekijk video” (録画ビデオを見る)をクリックすると、
はじめに少しCMが流れ、つづいて番組最終回の放映分すべてを見ることが
できるようになっています。

 番組が始まって、10分40秒ころから「あの子たちは今」のような
コーナーが約8分間あります。そこでは、10年前にゲスト出演した
子どもたちと司会のヨッヘムさんが映し出され、当時7歳のBob(ボブ)くんと
4歳Carla(カーラ)さんが、それぞれ同じ質問に答えています。ここでは、
その冒頭の約1分ほど(11分55秒まで)を見てみたいと思います。
まず、会話のだいたいの流れをご説明します。

 はじめに、司会者のヨッヘムさんが「ねえ、きみたち、動物は好き? 
どんな動物が好き?」と質問します。すると、ボブくんは 「クマが好き」
そして「ぼく、いっぱいぬいぐるみ持ってるんだけど、ほとんどはクマなんだ、
だからクマ」と答え、ヨッフムさんが「ぬいぐるみと本物とどっちがいい?」と、
さらに質問すると「本物がいい。本物のクマはね、やわらかいんだよ。
本物のクマは危険なんだけど、そんなのどうってことないんだ、だってぼく、
大きくなったら、発明家と教授と警官になるんだからさ」と答えます
(ヨッへムさんは、ここで「ほう、おいおい待てよ、そういう組み合わせかい?
忙しい人生だねえ」と、合いの手を入れています)。
一方、カーラさんは「わたしのとってもとっても好きな動物はね、ウサギとか、
ネコちゃんとか、それに、ハムスターも!」でも、一番好きなのは「パンダ」
と答え、ヨッヘムさんが「ああ、あれね、あの白に黒の…」というと、
「そう、それ~」と、いかにも嬉しそうに相づちを打っています。

 以上の会話の中で用いられている言葉や文を下にあげておきます。
このうち、1つでも2つでも(もちろん3つでも4つでも)聞き取ってみて
ください。

“ Houden jullie van dieren? ” “ Hou je van dieren? ”(動物は好き?)
“ Wat voor dieren? ” (どんな動物?)
“ beren ”(クマ)
“ knuffel (s)”(ぬいぐるみ)
“ echt(e)”(本物の)
“ uitvinder ”(発明家)
“ professor ”(教授)
“ politieman ”(警官) 
“ konijn ” (ウサギ)
“ poesje ” (ネコちゃん)
“ hamster ” (ハムスター)
“ pandaberen ” (パンダ)
“ zwart met wit ” (白に黒の)

 さて、この後しばらく愉快なトークが続いた後、現在のボブくんと
カーラさんがスタジオに登場します(14分15秒ころ)。さあ、2人はどんな
ティーンエイジャーになっているでしょうか!

 ここでは、ほんの一部を紹介したに過ぎませんが、他にも、
子どもがサッカーの有名な監督に「どっきりインタビュー」している
コーナーがあり、2人が「メディアが勝手に作り上げるイメージ」について
「ないしょ話(もちろん、ご本人承諾の上、公開されているもの)」して
いるようすも爆笑モノです。

ちなみに、エンディングには、ヨッへムさんへのサプライズとして、
この10年間に出演した「おしゃべりさんたち」がスタジオを埋めつくします。
こんな制作スタッフ側の演出にも、オランダらしさが表れているような
気がします。(8月26日執筆)

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【2010/09/0717:52】 |『実践オランダ語講座』メルマガ用参考資料
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