オランダには、「年末大そうじ」という概念はまったくないのですが、なんとなくそうじをしてみたりしています。思いついた場所だけ、ほんの気持ちだけ。本棚も、本の整理などというハイレベルな作業は、私ごときにはとてもできっこないとはじめから諦めているので(つい読み始めてエンドレス化する)、埃を払うくらい。そのような低いこころざしのもと、床なども掃除機ではなくクイックルワイパーの類でそうじしていると、本棚の下から思いっきり誇り埃にまみれたハイレベルな本(私のではない)などが出現したり。

ethicakafka.jpg

エチカとかカフカとか…の上から、これまたクイックルワイパーがけしてみたり…いえいえ、そのあと、ちゃんとなでなでして本棚に積んでおきましたとも。

リビングの飾り棚なども、上にごちゃごちゃと陳列してあったものを一旦おろし、埃だけ払ったのですが、そのときに再発見したものがありました。いつか、買うだけ買って一度も開けたことのない、猫のジグソーパズル缶3種です。

cyclaam.jpg

それぞれ、猫さんの立体的に浮き出た缶もさることながら、図柄もかわいいので、気に入って購入したのだと思います(ありがちです)。ふと、やってみたくなり、1晩に1つずつ完成させました。1缶100ピースです。

まず、1作目。

nekojigsawpuzzel-1-1.jpg  nekojigsawpuzzel-1-2.jpg

完成したのを見て、「裏に番号、つけてあげようか?」と言った人がいました。「番号つけたら、あとあとなにか便利だったっけ?」と、思わぬでもなかったのですが、せっかくなので(?)つけてもらいました。

nekojigsawpuzzel-1-3.jpg

そして、2作目。

nekojigsaw2-1.jpg

「かわいい~♪」という私の自己満足には、「よくやるねー、ごくろうさまだなー」などと、さして興味は示さず、「裏に番号、つける?」はいはい。

さらに、3作目。

nekojigsaw3-1.jpg

これなんか、青絵の陶器柄だし、猫さんいっぱいだし、うふふ♪ と、
完成したのをそのまま出しっぱなしにしておくと……

nekojigsaw3-6.jpg

いつのまにやら、裏返しになっていて背番号がついているんですよね、これが。

変なの。

いえいえ、律義に、ご丁寧に、おそれいります。

明日は、おもちなど、ブレンダーと電子レンジで、家内手工業的に生産してみようかと考えています。

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【2010/12/3010:59】 |近況
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オランダのクリスマスは静かです。
そもそも、クリスマスは ♪~サイレントナイト、ホーリーナイト~♪ という歌の歌詞にもあるとおり、キリストの生誕を心静かに祝う宗教的な行事です。オランダでも、20世紀の半ば頃までは、イヴの真夜中のミサに出かけ、翌日は家族、親戚一同でおごそかに正餐、という過ごし方がごく一般的だったのではないかと思います。

今では宗教色は薄まったかもしれませんが(とはいえ、日本よりははるかに濃いめ)、25日、26日は、それぞれクリスマス第1日目(Eerste kerstdag)、第2日目(Tweede kerstdag)と呼びならわされていて、家族、親戚が集いご馳走を食べたりする習慣は残っています。日本で言えば、お正月に似ています。

わが家は、宗教色ゼロ、というより、ゆるゆるな八百よろずで、教会のミサにも行きません。集まるような家族、親戚もオランダにはいません。でも、いずれにせよ、食事はするわけなので、クリスマスのおうちごはんには、いつもより少し力を入れるようにしています。

以下は、この2日間のクリスマスごはんの一部です。今年は、大学生男子1名が超口うるさいアシスタント、料理以外は全能な(うそうそ)家族約1名は、アシスタントくんとともに後かたづけ担当というシフトにて臨みました。ちなみに、愛猫くんのミルテは、例によって見てる(ミテル)だけ。

gennki-myrte.jpg

「毎日、遊んでばっかりにゃん!」

25日のメインディッシュは、鴨のオレンジソース。レシピは、いつものように、ググリまくりにて。

eendenborst_orangesaus-1.jpg

はじめてにしては、まあまあの出来だった「かも」?

デザートは、ブッシュ・ド・ノエル風で。雪を見ていたら白いのにしたくなり、今回は生クリームにマスカルポーネを混ぜたものでデコレーションしてみました。いちごとチョコレートソースは、それぞれの好みで数や量を調節するシステムです。

dessert-1.jpg

26日は、メインもデザートも、どちらかといえばあり合わせでした。

2dekerstforrel-1.jpg  2dekerstdessert-1.jpg

左は鱒のムニエル(レモンソース)、右のあらたな一品は、シャンパングラスに梨のシャーベットと冷凍フルーツを入れ、そこにプロセッコを注いだだけです。簡単できれい、横着な私があみだした手抜きワザレパートリーです。

食材は、連休になる前日(24日)にまとめ買いしました。冷蔵庫からはみ出したものは、自然の恩恵(?)にあずかり、雪の冷蔵庫へ。

natuur_koelkast.jpg

食材保存のほか、スポンジを焼く準備の間、泡だてた卵白置き場としても活用しました。
雪で冷やしたプロセッコも、顔文字で表すならば (・∀・)イイ!!


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【2010/12/2719:28】 |
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kerst2010-myrte.jpg

少しはクリスマスらしく見えるよう、居間の窓辺を飾ってみました。わが家では、生モミの木ではなく(いつの頃からか、買わない主義になっています)、クラフトもののツリーを飾っています。他の飾りも、持っているもので間に合わせてしまいました。横着者なので、年末大そうじ活動も兼ねてしまえとばかり、まず窓ふき(内側だけ)をしてから作業を開始、今年は上のようなディスプレイに落ち着きました。日頃、愛猫くんのミルテお気に入りの場所はそのままに…というより、猫さんもディスプレイの一部として組み込まれている?

昨年なにかに使った、色とりどりのワイヤーモールがたくさん残っていたので、それをつなぎ合わせ、そこにつり雛風にクリスマスの飾りをつけてみました。

この、楽器を手にした3人の天使などは、もうずいぶん前から持っているのですが、気に入っているので毎年お出ましいただいています。

kerst2010-engeltjes.jpg

こうして、いつも、私の思うがままに音楽を奏でていてくれる、つもり。どんな曲でも天上の響きで聴かせてくれるお抱え楽師(天使)、のつもりです♪

クラフトツリーのかたわらには、私の大好きなゴールデンブックス仕様のおもちゃの汽車を置いてみました。これは、昨年のこの時期にスーパーマーケットで安売りしていて、ついつい欲しくなってしまったもの。このように、子どものものをおとなが欲しがって買うことを「おとな買い」と言います(違)。

kerst2010-goudenboekjestraintje.jpg

フェアトレードのお店出身のテラコッタの伝書鳩がお腹に抱いているのは、ひみつの巻きお手紙、のつもり。

kerst2010-duif.jpg

などと、まるで頭の中が怪しげにくるくるしている人のようにひとしきり作業した後は、コーヒーブレイク。

kerst2010-pauze.jpg

そんな私を心配してか、猫さんのしっぽも、くるくるしていました。

kerstmyrte-staartje.jpg

(いつものことだけどだいじょうぶ~~~?」

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【2010/12/2310:10】 |オランダと季節
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yukigeshiki-13.jpg  yukigeshiki-1.jpg  yukigeshiki-3.jpg

先週の金曜日の朝、降りしきる雪の中を車で行かねばならない用事ができ、その帰り道に撮った写真です。
景色そのものには情緒があり実にきれいでしたが、公共交通網は大混乱でした。どうせなら、もう、すべてをお休みにして、国民こぞりて雪を愛でる日にしてしまえばいいのに…

オランダピープルの大切な「足」も、こんなことに…

witte-fiets.jpg

この時点で、積雪6、7cmくらいだったかも?

でも、子どもたちは嬉しそうに雪遊びを楽しんでいました。そんな嬉しさは、あちらこちらに「形」となってあらわれていました。

例えば、こんな風にです。

yukidaruma.jpg

笑っていますね。口には、どうやらお菓子がついているようでした。
おいしくて嬉しいスノーマンくん、もろ手をあげて大喜び?!

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【2010/12/2107:37】 |オランダと季節
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kerstvogeltje.jpg

もうすぐ冬至です。オランダで過ごす冬は、なんだかいつも夕方か夜のような感じですが(大げさ)、その代わり、夏は一日中昼間のように明るいわけなので(これも大げさ)、なるべく文句を言わずに過ごせるような工夫をしています。上の写真のように、やわらかい光のライトにちょっとかわいいクリスマス用の飾りをつけてみたり、…ライトの下も、冬仕様にしてみました。フエルトの、これは実はコースターです。色のチョイスは文字どおり「色々」あり、お店のスタッフの方とおしゃべりしながら組み合わせをひとしきり楽しんでから、6枚選んで購入しました。

先日は、近くの雑貨屋で、フットウォーマーを見つけ、さっそく愛用中。たったの10ユーロほどのものですが、耳つき、しっぽつきの羊型(?)。かわいさにお得感があります。

voettenschaapje-2.jpg  voettenschaapje-1.jpg

これだけでも足元はじゅうぶん温かく、また、これには洗濯可という表示もあったりして(主婦の目?)。

voettenschaapje-3.jpg

昼間、寒い外へ猫さんぽに出て帰ってきたら、たくさん作っておいたパンプキンスープなど、体が温まって、とてもおいしく感じます。この間、農業関係の視察の通訳の仕事をしたとき、農家でお土産にいただいたオーガニックのかぼちゃで作ってみたのが初めてでした。圧力鍋、ハンドミキサー使用で、簡単&おいしい、おすすめです。

pompoensoep.jpg  cadeautjes-boerderijen.jpg  ちなみに、こんなかぼちゃです。 

(かぼちゃの他にも、ポロねぎやくるみ、アップルジュース、チューリップの球根やくじゃくの羽根までいただいたりと、楽しい仕事でした。お役にも立てたようですし。某県庁の○○さん、ありがとうございました!)

かぼちゃに限らず、寒い季節には、スープのレパートリーを増やすのも楽しいかも?
そうそう、これも最近の新発見なのですが、なかなか便利なブイヨンを見つけました。私はもともとブイヨンキューブは使わず、今までは、もし使うとすれば、ビン入りのブイヨンを買っていたのですが、これは軽くてコンパクト(一応無添加)、1個につき水500ml分だそうです。

kippenbouillon-keteltje-1.jpg   kippenbouillon-keteltje-3.jpg

根が尽きた(?)時などは、根菜を食べるといいと、なにかで読んだことがあります。「う~、ちかごろ寒くて暗いし、なんか、くじけぎみー」などと思ったら、ポタージュ・ボン・ファム(材料は、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも)などでお腹を温めてみるのもいいかもしれませんね。

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ヨーロッパ在住の日本人によるブログ

【2010/12/1608:45】 |オランダと季節
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LYUTA
確かに一日中夕方ですなぁオランダの冬は。
そしてオランダの天気は一年中小雨(おおげさw)

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雪は消えつつも気温の低かった今週前半、外は白い樹氷の世界でした。

juhyo-4.jpg

咲き残りの小さなベビーピンクのバラも、まるでガラス細工のようになっていて、触ると「ぱりん!」と砕けてしまうのではないかと思うほどでした。

juhyo-roos-1.jpg   juhyo-roos-2.jpg

気づけば、今年ももうすぐクリスマスですが、針葉樹の樹氷などは、まさに自然のクリスマスツリーですね。

juhyo-kersttakje.jpg

この枝など、少し飾りつけでもしたら、もう完璧ではないでしょうか?

冷凍庫の中を歩いているようでも、こんなにきれいな景色が見られるのなら、許せる(誰を?)かも?

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ヨーロッパ在住の日本人によるブログ

【2010/12/1106:21】 |オランダと季節
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雪の先週でした。
月曜日の夕方から降りはじめ、金曜日までは、それでもこの程度で済んでいましたが…

stoep-voetsporen.jpg

(せっかく道を作っていってくれた親切な家族がいるというのに、ねこさんというのは、わざわざ、道なき道に足あとをつけますねー。いったい、なんなんでしょ。)

土曜日には、こんなことに。

ongedaan.jpg

少々の雪なら、ふつうに「外出」したがる愛猫ミルテもさすがに躊躇して、しばらく真っ白な庭を眺めていました。それでもやはり出てみたくなったらしく、催促するので出してやると…

heenlopen-1.jpg

君はゆくのか、そんなにしてまで…

heenlopen-3.jpg

一応あちらまで行ってみたはいいけれど、

terugrennen.jpg

どうやら、思いっきり後悔したようす。うさぎ跳びで(向かって左に注目)必死に駆けもどってきました。
わはは。

sneeuwpudding.jpg

20cm以上積もったでしょうか? 白いプリン? スポンジケーキ? 雪見だいふく?(すべて食べるもの^^;)も、できました。

でも、翌日の日曜日には、気温が上昇(といっても+3℃ほどでした)、ほら、このとおり。

issuinoyume-1.jpg

…夢だったのかもね?

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【2010/12/0806:18】 |ねこ
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実践オランダ語講座vol.34

いつもどおり、このブログには私担当の記事のみ転載します。なお、
このポリグロット外国語研究所編集によるメルマガ(まぐまぐ配信)は、
最新のメルマガのみ公開しています。過去の記事も読んでくださると
いう方がいらっしゃいましたら(他の執筆者による記事もあります)、
どうぞ、購読登録(無料)なさってください。


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(ミルテくんの愛読書『うさこちゃん』?)


3. オランダよもやま話(26)   国森由美子
────────────────────────────────────
 しばらく前のことですが、オランダでは、こんな見出しのニュースがありました。
“ Nijntje boos op kloonkonijn ( ナインチェ、クローンうさぎにおかんむり) ”

http://www.telegraaf.nl/binnenland/7961019/__Nijntje_boos_op_kloonkonijn__.html
(2010年10月19日付『テレグラーフ』紙より引用)  
 
 「ナインチェ」は、ディック・ブルーナ原作の絵本に登場する主人公、
うさこちゃん(ミッフィー)のオランダ語での本名(?)です。この
「クローンうさぎ」というのは、日本のハローキティのお友だち、
キャシーのことを指しています。日本でも関係報道があったようですので、
どんな内容かは想像がつくかもしれません。この「実践オランダ語講座」の
読者のみなさまにとっては、辞書を片手にリンクのオランダ語の記事と
「実践的」に取り組むいい機会ではないかと思います。ちなみに、
この『テレグラーフ』紙というのは、時に「ultra(ウルトラ)」と
言われたりもするほど、右方向へ傾いた新聞社として知られていることも
お伝えしておきます。

 そんなこともきっかけになり、私も大好きなブルーナ作・いしいももこ訳
「うさこちゃん」絵本シリーズをひさしぶりにわが家の本棚からひっぱりだして、
なんとなくながめてみました。ディック・ブルーナ(Dick Bruna)氏は、
ご高齢にもかかわらず今なお現役でご活躍なさっている、世界的に有名な
オランダの絵本作家です。とはいえ、日本に生まれ育った私は、子どもの頃、
この作家がオランダ人であることを少しも知らずにいました。そもそも、
読書よりも外遊びが大好きで、毎日真っ黒になって遊びほうけていたので、
ぼんやり過ごしていたのも無理からぬことではあります。そんな私が、
どういうわけかオランダに住みつくことになり、いつしか、ブルーナ、
いしいももこ両氏を大いに尊敬するようになろうとは、夢にも思っていません
でした…

 私の手元にある「うさこちゃん」本(=福音館書店、「ミッフィー」本は
講談社です)は、奥付に1964年発行とあるので、最も初期のものだと
思います。この絵本を開くとき、私はいつも、自分自身の感覚の変化と
いうことを思わずにはいられません。目にするのは、いつでもまったく
同じ絵、同じテキストなのに、時を置いてふとながめるたびに新たな
発見があります。これは、おそらく、オランダでの日々の暮らしが
私にもたらした変化によるものなのでしょう。

 子どもの頃、なにげなく接していたお話には、実はオランダ的なものが
ぎっしり詰まっていました。ブルーナ氏のあの独特な画風が、
モンドリアンへと続くアート潮流「デ・スティル(De Stijl)」に影響を
受けていることもその1つですが、うさこちゃんが海でひろうのはすべて
二枚貝、お百姓さんの名前は「ヤン」、…そんなささやかなことさえ、
今では「なるほど、ごもっともです!」と、実感することばかりです。
また、ブルーナ氏は、おそらくご自身も社会の中で感じていらっしゃる
ことを、さりげなく新作の絵本にも取り入れられていて、ネイティブならば
一目でそれを感じ取るのではないかとも思います。

 ナインチェの絵本は、オランダでは、幼児がベッドタイムに読んでもらう類の
ものです。ブルーナ氏の思いは、読み聞かせをする者(両親、祖父母、
、ときにはボランティア)を通して、小さい人たちのやわらかな頭の
中に種を蒔き続けているのですね。

(2010年11月24日執筆)

*12月3日追記:最後の( )内にとんでもない間違いを発見!お見苦しくて申し訳ありません…

hellokittykommetje.jpg

(2階のおどり場の猫ごはん場所です。あっ!こんなところにサブカルなライバルが…)

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【2010/12/0123:47】 |『実践オランダ語講座』メルマガ用参考資料
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