気温はまだ少し低いのですが、オランダも確実に春に向かっています。
ここ数日は日差しも明るく、散歩に出ると、愛猫たちも陽だまりで気持ちよさそうにごろんごろんしたり、

gorogoroatje.jpg

イチョウの木にのぼったり、

boomklimmenatje.jpg

クロッカスの咲く庭でおすまししたり(?)、

krocussenmyrtje.jpg

猫たちと一緒に散歩しながら、さまざまな植物の芽を鑑賞(笑)してみました。

sering.jpg

これはライラックの芽。

akelei.jpg

オダマキ。

kerria-japonica.jpg

ヤマブキの蕾。

aalbes.jpg

レッドカラントの葉も出てきました。

kersen.jpg

サクラの蕾がほころび始めていますね。

猫たち定番の散歩コースの、曲がり角(ここを曲がるとほぼ決まっています)の家の前庭は、四季折々にいつもきれいに手入れされています。

sneeuwklokje.jpg

今は、スノードロップとクロッカスが同居して、ミニスイセンが咲き始めています。私の好きなスノードロップ、その一輪を手にして歩いているかわいい子どもの描かれた絵はがきを、私はなぜか長年使わずに大切にとってあります。子どもを取り巻くスズメ(?)たちもかわいいでしょう?

mili-weber.jpg

Mili Weberさんという方が描かれた絵のようです。「春に向かって(Dem Lenz entgegen)」というタイトルがついています。スイスの方らしいです。

pauzeatje.jpg

お散歩から戻って、ひと休み。「ちかれたー」(笑)

部屋の中は(写真の中も!)、一足早く花盛りです。

lentebloementhuis.jpg

にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

にほんブログ村 猫ブログ 猫 海外生活へ


【2009/03/1808:32】 |オランダと季節
トラックバック(0) |
諸事情で発行が少し遅れたようですが、以下のメルマガの私の担当記事「オランダよもやま話(その9)」に関しての画像ほか、参考資料をあげておきます。

実践オランダ語講座Vol.14

ここ3号にわたって紹介したフォンデルは、今回でおしまいです。本当は2号完結にしようと思っていたのですが、・・・フォンデルがあまりに偉大なので(?)、おさまり切らず(笑)。

さて、今回は、『Gijsbrecht van Aemstel(アムステルのヘイスブレヒト)』が初演された、アムステルダム市立劇場のことも、少しご紹介してみます。

現在のアムステルダム市立劇場は、Leidseplein(ライツェプレイン=ライツェ広場)に建っています。実は、私も以前ここでとある公演を行ったことがありますが、これは上記のフォンデルの悲劇が初演された場所ではありません。

当時の劇場は、Keizersgracht(カイザースフラハト=カイザー運河)に沿ったところにあったそうです。

keizersgracht384-1.gif

画像右上の「Academy(アカデミー)」とあるところがそうです。

以下も、同じ場所を描いたものです。「Schouwburg(劇場)」という文字が見えますね?

keizersgracht384-2.gif

現在は、表門だけが残っています。かつてはフォンデルによる以下のエピグラムが掲げられていたといいます。

De weereld is een speeltoneel
Elck speelt zijn rol en krijght zijn deel

これを訳すと、まあ、こんな感じかと・・・

世は芝居の舞台である
各々がその役を演じ、分を担う

その「門」というのはコレです。

486px-Schouwburgpoort1795.jpg

ただ、上の絵は、おそらくフォンデルの時代より1世紀くらい後(18世紀)のものだと思います。

当時のアムステルダムの劇場、これはアムステルダムに初めて建てられたものですが、中身はこんなだったようです。

Schouwbrug_van_campen1.jpg

Schouwbrug_van_campen2.jpg

そして、『アームステルのヘイスブレヒト』第4幕のデッサンが残っているのですって。かのレンブラントの手によるものです。

4debedrijf-Rembrandt-tekening.jpg

かの有名な、レンブラントの「夜景夜警(Nachtwacht)」と題された絵画は、この悲劇『アームステルのヘイスブレヒト』の舞台にヒントを得て描かれたという説もあるそうですが・・・?

720px-The_Nightwatch_by_Rembrandt.jpg

17世紀に書かれたこの悲劇の舞台は、アムステルダム1304年という設定です。その頃のアムステルダムは、以下の絵のような、「村」と呼んだ方がふさわしいほどの小さな地域でした。現在の航空写真を下に並べてみます。「IJ(海のところです)」の位置がちょっと違っていますが、比べてみると面白いと思います。

564px-Amsterdam_in_the_year_1300_crop.jpg
Amsterdam2007.jpg

その古(いにしえ)のアムステルダムに起こった悲劇、その1シーンを描いたもの。

Gijsbrecht_gijs.jpg

初演から1969年まで続いた上演の歴史の中での、以下は18世紀の上演の様子を描いたものです。中央のものは、最後の第5幕で天井から天使ラファエルが降臨する場面ですね。

18deeeuws-Gijsbrecht.gif

そうそう!メルマガでひとつ大切なことを書き忘れてしまいました。

なので、ここにこっそり(笑)書き添えておきます。編集者さん、すみません…

フォンデルは、この悲劇を当時の諸々の「お約束」に則って書いたわけですが、その中に「古典」つまりギリシャ・ローマ神話や聖書を引用し、それを凌駕する、というのがありました。『ヘイスブレヒト』では、ギリシャ神話のエネアスから、トロイの木馬のことや、エネアスが神託により新たな町(つまりローマ)を築いたことが引用されています。では、フォンデルは、それを自分の劇中でどのように「凌駕」したのでしょうか?

そーんな大事なことを忘れちゃった私でした・・・ XXX (←あっ、バツのつもりで打ったこれって、タテに見ればアムステルダムのマークです!)

wapenvanamsterdam.gif



ギリシャ神話のエネアスは、一種のご褒美として、ローマという新しい町を与えられる。

でも、それをフォンデルの生きたキリスト教社会に引用かつ適合させ、しかもキリスト教的な観点からよい物語にするには・・・

主人公ヘイスブレヒトは、アムステルダムを出て豊かなプロイセンに新しい町を築くよう、天使に導かれるのですが、それはエネアスのように約束されたものではなく、実のところ、何の保証もありません。つまり、キリスト教でいうところの、見返りを求めない、無償の献身というものを表しているのだそうです。

「どうじゃ、これで、ギリシア神話より美しかろう?」と、フォンデルが言ったかどうかは定かではありませんが(笑)。

ちなみに、メルマガ中でご紹介した「トマト爆弾」(笑)の画像は、なかなか見つかりません。
あったら面白いのに…(笑)

にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ



【2009/03/1508:30】 |『実践オランダ語講座』メルマガ用参考資料
トラックバック(0) |
sugaibina-2s.jpg

贅沢なことに、母の手づくりおひなさまの他に、私は「見びな」をいくつか持っています。上の見びなは、結婚して以来長くお付き合いの続いている方の奥様が趣味で作られた皮細工の見びなです。もう、ずいぶん前になりますが、お宅に泊めていただいた際にいただいたものです。なんとも言えず、(「顔なし」がまた)かわいらしく、とても気に入っていて、3月3日が来るたびに、ガラスの汚れを清めたりなどしています。ご夫妻は京都に住まわれているので、今回の一時帰国中、山陽方面へ向かう際、東京から新幹線に乗り、京都で途中下車して「押しかけ一泊」しちゃう(笑)予定です。

おひなさまの3日周辺は、主人の誕生日やら、その翌晩は日本からのお客さまと一緒の外ごはんやらで、わが家にしてはなんとも珍しく、連続ディナー@おらが町でした。

de-poort.jpg

主人のバースデーディナーはこんなレストランで。初めて行ったのですが、ここのスタイリッシュな室内インテリアを、わが家の大学生がひじょうに気に入っていました。

pasta-met-vergeten-groentes.jpg

私が注文した「Vergeten groentes(忘れられた野菜)のパスタ」

お店の人に「これってなに?」と質問すると、「昔はあったけれど、今では忘れられた野菜」とのことでした。「ふ~ん、まぁね~」みたいな、体験型の(爆)一品でした。

そして、お客さま、とはいえ、気持ちとしては(特に主人にとっては)友人なのですが、このK先生は神戸から。K先生は以前、おらが町に一年ご滞在だったこともあります。また、K先生と主人には(アカデミック方面の)大切な共通の話題もあり、主人など、もしも事情さえ許せば、もっと頻繁にお目にかかって語り合いたいだろうと思います。普段は日本とオランダ、それにお互いに多忙なので、なかなか機会がなくとても残念…

この晩のディナーはこんなレストランでした。

koetshuis-12s.jpg

もちろん、時間の経つのも惜しいほど話の尽きない、とてもとても楽しい晩でした。

おらが町にいらっしゃるとご連絡をいただいてから、おねだりしちゃった(笑)本も、結局いただいてしまい…ありがとうございました。

japanse-boeken-2s.jpg

右は主人が、左は私がお願いした本です。
ちなみに、主人は、「横文字より難しいタテ文字の本(笑)」ばかり読む人です。

しかし、アレですね、最近は大学ブランド品もいろいろあるようですね。

kobeunivsenbei-1s.jpg

先週のレッスンの後、これをいただきながらお茶を飲んで雑談している時に、フルートのお弟子さんが教えてくれたところによれば、「T大農学部(で収穫した)ブランド野菜」というのも売っているのだそうです…

「合格必勝野菜のパスタ」・・・追試まみれ(?)なわが家の大学生向き(爆)?

にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ



【2009/03/1022:12】 |出来事
トラックバック(0) |
oorspronkelijkeohinasama.jpg

昨日はおひなさまでしたね(この日記は、オランダ時間の3月4日に書いています)。

prunus-1.jpg

(愛猫たちも含め)わが家では「女の子」は私ひとり、なので、この雛人形を実家より持ってきて以来、「おひなさま」は誰のためでもなく、自分自身のためだけに好きなように祝っています(笑)。

でも、なにをかくそう、これは飾り棚に一年中飾りっぱなし。「すぐにしまわないと云々…」も、まあ、今となっては時効(?)ということで。

とはいえ、一年に一度はおひと方ずつ髪を梳き、埃などもお払い申し上げております。また、今年は部分的にメンテナンスも行いました。

実は、以前にも書いたことがありますが、この雛人形は若かりし私の母が「おひなさま作り講習会」のようなコースに通い、一体ずつ作ったもので、年を経るうちに、「部品」が行方知れずになってしまったりもしています。

今年の課題はこれ。

fluit.jpg

そうです、五人囃子に笛吹きがいなかったのです。オーナーの私がバロックフルート奏者でもあるというのに!「にゃんてこった(笑)!」と思ってはいたものの、お誂えむきの「笛」がなく…と思ったら、ある日突然思い出したのです、この笛の存在を。

これは、以前(いつだったか忘れました)、なにか、私信を翻訳してあげたとか(これも忘れました)、小さなことでお手伝いした際、大学付属植物園のCさんがお礼にとくださった銀のペンダントヘッドです。マテリアル的には、まあ難がないこともありませんが(笑)、サイズ的にはこれを採用すれば完璧です。

人選も行いました。

fluitist.jpg

さあ、どっちがフルーティストにふさわしいでしょう?

その前に、今年は基礎工事(笑)からやり直し…

leeg.jpg

おひなさまはシェルターへ。

hinashelter.jpg

でないと、昨年のようにこんなことになる恐れがあるので。

372130054_182.jpg

hinadanboeken.jpg

一皮剥くと、ひな壇は空き箱と文庫本で成り立っていました・・・

これを解消するのに屋根裏で発見したあるものをリサイクルすることにしました。それは…

mojiasobi.jpg

コレです(笑)。わが家の大学生が幼き日々に遊んだ文字つみきセット。

tsumikihinadan-2.jpg

絵が「日本の子ども文化」っぽくて、かわいいですね。

ところで、屏風にしていたのは、実は紙だったのですが、これって何だったっけ?

jalbyoubu.jpg

JALのアートカレンダー(笑)だった!JALさまには、今月一時帰国する際にお世話になる予定です(笑)。

hageohinasama.jpg

お内裏さまとお雛さまは、ご苦労が多くていらっしゃるのか(笑)、髪が薄くなられておいでです。

kanjo.jpg

官女さま方は、ご無事でなにより(笑)。

とか、かなーり不真面目ではありましたが、リニューアルめでたく完了。

prunushina.jpg

ohinasama09.jpg

今年はびみょーにお呼びでない猫系ゲストも含め、日蘭混合スタッフでお送りいたします。うさこちゃんミニフィギュアは、本屋さんのブルーナで「10ユーロお買い上げ1フィギュアもれなくプレゼント」でもらったものです。また、太鼓の楽士さまに「指導」しているのは、ぽんぽこ狸くんです。なぜかと言えば、…よく見たら、バチをお持ちでないのです、この楽士さまは。なので、「ほら、こうやって叩くんだよ!」ということらしいです(爆)。

バチは来年の課題にしようと思います。

参考資料なら、いつでも見せてもらえることでもあるし(笑)。

taiko-bachi.jpg

しかも、江戸時代の本物です・・・

にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ



【2009/03/0500:39】 |出来事
トラックバック(0) |