leiden-ijscafe-rijn.jpg

これは、オランダで先週見られた光景です。
凍てついた運河の氷上カフェ(笑)。

では、以下の親メルマガより、私の担当記事のみ、アップいたします。

実践オランダ語講座Vol.44

3. オランダよもやま話(34)   国森由美子
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 2月に入るなり、大寒波到来のオランダです。数ヶ月前より、
今冬は厳冬となるか、はたまた暖冬かと、さまざまな予想が
飛び交っていたのですが、結局2012年が明け一月いっぱい
までは暖冬と言い切れる日々でした。いつもなら2月に芽を出す
クロッカスや、さらに後に咲くはずのスミレまでもが姿を見せたり
していたほどです。それが急にこんなに冷え込むとは、せっかく
顔を出した花たちには少し気の毒な気もします。
 
 ところで、人間の方はどうかというと、この突然の極寒に驚きは
しても、雪が降り運河や湖などが凍てつき始めると、それなりに
大きな楽しみもあるようです。というのは、氷点下の日々が続けば
続くほど天然のアイススケートが楽しめる可能性が増し、ことによれば、
もうずいぶん長い間開催されていない‘Elfstedentocht
(エルフステーデントホト)’が行われるかもしれないからです。
 
 ‘Elfstedentocht ’をご存知でしょうか? これは初耳という
当メルマガの読者のみなさまは、まず、この言葉を「分解」してみて
ください。すると、少し助けになるのではないかと思います。
つまり、‘Elf (= 11の)’+‘steden(stad =「町・都市」の複数形)’
+ ‘tocht(旅・遠征・レース)’となります。
 
 というわけで、答はこちらです。オランダ政府観光局のブログに
説明がありましたので引用します。「11都市スケートマラソン(大会)」
です。

オランダ政府観光局サイトより「11都市スケートマラソン」
 
 そして、わが親愛なる実践オランダ語講座の読者のみなさまに
おかれましては、ぜひ、以下のウィキペディアオランダ語版
‘Elfstedentocht’の項も読んでみてください。

ウィキペディア'Elfstedentocht'の項オランダ語バージョン

 はじめの一段落だけ、一緒に読んでみましょう。

De Elfstedentocht (Fries: A^lveste^detocht) is
een bijna 200 kilometer lange schaatstocht over
natuurijs die wordt georganiseerd door de
Koninklijke Vereniging De Friesche Elf Steden.
Leeuwarden, de hoofdstad van Friesland, is
vanouds de start- en aankomstplaats.
De Elfstedentocht werd voor het eerst in 1909
gereden en wordt maximaal eenmaal per winter
gehouden. De tocht kan alleen georganiseerd
worden als de toestand van het ijs het toelaat.
In totaal werd de tocht vijftien maal verreden.
De laatste tocht vond plaats in 1997.

訳例:「エルフステーデントホト」、つまり11都市マラソンスケート大会
(訳注:ここには大会の開催される地元フリースランド語でのスペリングが
記されています)は、天然氷上で行われるおよそ200kmの長距離
スケートマラソンレースのことであり、これは王立フリースランド
11都市マラソンスケート協会の主催にて開催される。スタートおよび
ゴール地点は、古くよりフリースランド地方の州都であるレーウワルデン
である。11都市マラソンスケートの初の大会は1909年に開催され、
これは一冬に最大1回行われることとなっている。大会は、氷の状態が
整ったと認められた場合にのみ開催される。これまでの開催実績は
計15回であり、近年最後の大会は1997年に行われた。
 
 以上、ほんの一例として参考になさってください。一つ付け加えて
おきたいのは、オランダのフリースランド地方の言葉は、方言としてでは
なくれっきとした一つの言語として扱われているということです。

 なお、スケート好きなオランダピープルなら誰もが夢見るこの大会の
開催は、上記テキスト中にも登場している協会にすべての権限が
委ねられています。以下は協会のサイトです。ツイッターアカウントも
開設され、今年こそは実現するかと注目を集めていますが…
さて、どうなることでしょうか?

Koninklijke Vereniging De Friesche Elf Steden

…と、ここまで書いたところで、協会の理事による記者会見が行われ、
氷の状態が万全ではないため、残念ながら開催は見送るという発表が
ありました。記者会見の模様は以下のリンク(オランダNOS局ニュース
サイトより)で見ることができます。

NOS局収録、11都市マラソンスケート協会記者会見

 いくら開催したい気持ちは山々でも、自然をあまく見て無理やり
ゴーサインを出すことはできないという決断です。報道陣も協会長の
話を最後まで静かに聞き、冷静に質問しています。
ご興味のある読者の方はどうぞご覧になってみてください。

(2012年2月執筆)

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さて、今日は2月15日、バレンタインデーの翌日ですが、
もう氷はあとかたもなくと言えるほど解けてしまいました。

オランダでは、上の大会が開催されないと
わかればわかったで、先週末は一万人ほどの人々が
スケート、その他、氷上での遊びを楽しんだそうです。

そんな情景(これはアムステルダムです)をBGMつきで
編集した動画が公開されていましたので、ご紹介
しておきます。スケートラブなオランダ
ピープルには、まさに「氷のよき思い出」でしょうね。



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【2012/02/1521:34】 |『実践オランダ語講座』メルマガ用参考資料
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japansekersboompje.jpg

今年は、カリフォルニアロールに和心をこめて(?)クリスマスツリーを作ってみました。

今年最後の私の「オランダよもやま話」には、クリスマスと『聖書』、
さらにはキリスト教文化について私の考えるところを書いて
みました。

実践オランダ語講座Vol.43

以下、私の記事のみ、全文転載いたします。



3. オランダよもやま話(33)     国森由美子
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 気づけば、クリスマスも過ぎ、新しい年がもうすぐそこまで来ています。
オランダのクリスマスは、家族や親戚がともに食事をしながら過ごしたり
クリスチャンならば教会のミサに出かけたりという、ちょうど日本のお正月に
似た雰囲気ですが、当メルマガの読者のみなさまはいかが過ごされた
でしょうか?
 私は教会にも出かけず、ふと夜空を見あげて西洋暦のはじまりをあれこれ
空想してみたりする程度の地上の民ではありますが、キリスト教と
ヨーロッパ世界、また、そこに培われた文化とは切り離して考えられない
ものだと思っています。音楽でいえば宗教曲、アートなら宗教画というような
ものはその顕著な例ですね。そしてそこに反映されているのは、当然のこと
ながら『聖書』です。
 実のところ、私はその『聖書』、とくにその日本語訳というものに違和感を
抱いていて、長らく「読まず嫌い」状態でした。ところがあるとき、なんの気なしに
聖書の(現代)オランダ語版テキストを読んでみると、そこに綴られているのは
ごく自然な文章でした。目から鱗が落ちる(これも聖書由来の言いまわしだそう
ですね)とはこのことかと思ったものです。それ以来、聖書世界にも(主に
オランダ語を通して)親しみが湧くようになりました。
 というわけで、今号ではクリスマスに因み、聖書のオランダ語現代語
バージョンから「イエスの誕生」をご紹介したいと思います。以下、オランダ聖書
協会のサイトより、ルカによる福音書2章1~21節を引用します。

オランダ聖書協会サイトより「ルカによる福音書2:1-21」

 日本語訳は、以下のウィキソースにある電脳聖書のページなどで読まれると
いいかと思います。

電脳聖書・ルカによる福音書

 ところで、この「イエスの誕生」に記されている聖書のテキストを題材とした
芸術作品は数えきれないほどあります。一目(耳?)でそれとわかるものも
ありますが、そうでないものもあります。せっかくなので、一見、聖書と絵画との
関係がわかりにくい例をあげてみましょう。まず、以下のリンクでブリューゲルの
’ Volkstelling te Bethlehem(ベツレヘムの戸籍登録 ’ をご覧ください。

ブリューゲル/ベツレヘムの戸籍登録

ここには、上記のルカ第2章の第一節目がさりげなく表現されています。
それは、絵画の下に添えられているテキストにも簡単な説明があります。
以下に引用し、訳例をつけてみます。

Dit lijkt een gezellig wintertafereel te zijn in een doorsnee Brabants dorp. Bij de herberg heerst grote drukte. Maar op de voorgrond, rechts in het midden, is een vrouw te zien gezeten op een ezel, vergezeld van een man met een zaag op zijn schouder die een os leidt. Het zijn uiteraard Maria en Jozef, die wegens de door de Romeinen uitgeschreven volkstelling naar Bethlehem zijn afgereisd, de stad van Jozefs voorouders.
 
(訳例)これは、どこにでもありそうなブラーバントの村の楽しげな冬の情景の
ように見える。宿屋にはたくさんの人だかりがしている。しかし、前景の中央
右寄りにはロバにまたがった女が見え、のこぎりを肩に牛を従えた男が連れ
そっている。それは言うまでもなくマリアとヨゼフであり、2人はローマ人が発令
した戸籍登録のために、ヨゼフの故郷、ベツレヘムの町へと旅立ったのである。

 ブリューゲルはとかく謎めいた絵を描いた画家(一族)で、その宗教観をめぐり
さまざまな説があるそうですが、一般大衆が絵解きを楽しめるような試みもある
ようです。それは『ブリューゲルの動く絵』という映画で、オランダの名優
ルトガー・ハウアーがブリューゲルの絵画世界の「中の人」になり、絵画の内部
からその世界を体験してみるというものだそうです。

映画『ブリューゲルの動く絵』公式サイト

ちょうど、公開になったばかりのようです。おもしろそうですね。

 今年も大変お世話になりました。読者のみなさまも、どうぞ、
よきお年をお迎えください。

(*以下メルマガ掲載のブログアドレスは省略します。記事は2011年12月執筆分です。)



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【2011/12/3020:40】 |『実践オランダ語講座』メルマガ用参考資料
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以下、元ネタです。

実践オランダ語講座Vol.35

このメルマガは、最新号のみ公開されています。過去に遡ってお読みくださるという方は、どうぞ購読の申し込みをなさってください。編集部もきっと喜ぶと思います。なお、発信元であるこの東京ポリグロット外国語研究所と私が関わっているのは、当メルマガ執筆のみです。オランダ語講座の講師は別の方がなさっています。念のため、一応お伝えしておきます。

では、私の担当記事のみ、以下にご紹介いたします。

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3. オランダよもやま話(32)   國森由美子
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 すっかりご無沙汰してしまいました。9月から新年度が始まったのに伴い忙しくしていたのですが、人に会ったり人ごみの中を歩いたりすることも多かったためか、10月初旬から風邪ひき&発熱、ほとんどベッド上の住人と化し10日余を過ごすという、なんとも情けない日々でした。先週よりようやく通常の生活に戻りました。

 今号のメルマガでは、オランダ語にご興味をお持ちの読者のみなさまにご報告したいことがあります。

 東日本大震災から半年あまりが経ちますが、実は震災直前の3月4日、私はオランダ文学基金という、オランダ政府と連動している機関(日本で言えば日本文学振興会?)からある通知を受け取っていました。この機関には、基金が認めたオランダの文学者、作家、文芸翻訳者が登録されているのですが、通知には、提出してあった試訳を厳正に審査した結果、私の名も基金公認の文芸翻訳者リストに登録されることになったと書かれていました。それが届いた日は偶然にも主人の誕生日でした。翌日にちょっとしたサプライズパーティーを計画していたので、息子をはじめ、友人知人、隣人みなグルになり「密談」に大忙しだったのを思い出します。そのあと、この吉報を関係者一同にお知らせしようと思っていたところに、あの未曾有の自然災害が起こりました。あの日、あのような津波の惨状を伝える映像が世界中のニュースで流れるなど、いったい誰に想像できたでしょうか。

 以後は、読者のみなさまもご存知のとおり、海外に住む日本国民のはしくれとして自分なりにできることをと、ザイスト市やライデンのシーボルトハウスなどでなるべく多くのチャリティーイベントに参加・協力する日々が続きました。
それに、震源地と離れていたとはいえ、出版の交渉中だった東京の出版社もそれ相応な被害を蒙(こうむ)り、出版業界自体にも翌月書籍を出版するための紙が大幅に不足する(工場が被災地方面に多かったため)という深刻な事態が発生していました。そんなこんなで、交渉ごとは事態が少し落ち着いてからでかまわない、それならそれで読むべき本はいくらでもあるし、なにかと自習しながら過ごせばいいと考えていました。

 文学基金の件も、実を言えば思わず涙ぐんでしまうほど嬉しかったのですが、どうも手放しで喜ぶ気分にはなれず、内輪や周りのごく一部の友人に知らせるにとどめ、きちんと公表するのをはばかっていました。

 被災地の復興にこれからどれだけの長い時間が必要なのか、私などには計り知れず、私は今後ともこれまでと同じようにできる範囲での支援活動を続けていくつもりでいますが、翻訳出版の方は時間の経過とともにどうやら態勢が整ってきました。文学基金で審査された作品に関しては、オランダ日本の両出版社間で契約が交わされ、これは基金(つまりオランダの国費から)の経済的なサポートを得て出版されることになっています。

 そんなわけで、私は、今後オランダ文学基金の公認文芸翻訳者としての仕事をすることになりました。ちなみに、基金公認の登録リスト中の蘭日文芸翻訳者で目下活動中なのは、これまで何冊も小説を翻訳している先輩と私の2人のみ
だそうです(児童書の翻訳者は別カテゴリーです)。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(2011年10月26日執筆)

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通知を受け取ってから約8ヶ月後のお知らせになってしまいましたが、以上がその理由です。どうも、自分のことは後回しになる傾向のある私ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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【2011/10/3119:50】 |『実践オランダ語講座』メルマガ用参考資料
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数年来、連載中のメルマガ、実践オランダ語講座Vol.39 より、
私担当の「オランダよもやま話」のみ、転載いたします。


3. オランダよもやま話(31)   国森由美子
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 このところ、ライデンのシーボルトハウス博物館やそれに関連した
記事を続けて書かせていただいています。この博物館とは、
開館前からつながりはありましたが、今年はかの未曾有の大震災を期に、
さらに近しい間柄になっています。シーボルトハウスは、ヨーロッパ日本学
発祥のライデン大学日本学科(1855年設立)とも密接な関係にあり
(物理的にも、歩いて数分です!)、オランダの「日本」発信の中心的な
役割を担っています。また、博物館、日本学科両機関のスタッフはもちろん、
「友の会」メンバーとして登録している一般のオランダの方々も、
それぞれの観点から日本という国に特別な思いを抱いています。
身近にこのような環境があるということに、私はふだんから感謝していますし、
今後もなにかと協力していくつもりです。

 去る7月31日には、シーボルトハウスにて8月28日まで開催中の
’Kawaii kimono’ (かわいい子どものきもの)展に関連し、
オランダの方々対象のレクチャーなどという、ちょっと大それたことをしました。
また、これと平行して、同日、ささやかでもなにか地震復興チャリティー
(私の場合は、岩手県山田町)ができないかと学芸員に相談し、
「きもので写真を撮ろう、山田町を支援しよう」イベントを企画してもらいました。
これは、会場の一角に着替え部屋を設け、ゆかたや簡単なふだん着物を
貸し出し、日本人ボランティア(私を含めて4人)が着つけをお手伝い、
博物館スタッフがその場で撮影、引き続きプリントアウト、それを一枚
2ユーロでご購入=チャリティーにご協力いただく、というものです。
私自身はレクチャー開始前の30分ほどしかお手伝いはできませんでしたし、
時間も4時間と限られていたことでもあり、金額としては決して多くは
ありませんが、希望者はひっきりなし、ボランティアの方々(ありがとう!)や
博物館スタッフも手を休める暇もない状態で、大好評だったようです。
一般オランダピープルにとっては、まあ、一種の「コスプレ」のようなもの
なのでしょう。「コスプレ」自体、もはや立派な(?)日本のサブカル用語、
オランダで唯一、日本にフォーカスしたこの博物館にとっても
「ウリ」になるとのこと。

 レクチャーの方もおかげさまで盛況、満員御礼でした。
こちらはまったくのボランティアではなく、一応仕事として話を引き受けて、
準備に約1ヶ月かけましたが…実はハードな日々でした!
プレゼン資料やオランダ語のテキストの準備もさることながら、
レクチャーの構成をオランダピープル向けに考えるのには、
それなりの技が必要です。そのようなことに熟達し、身近でサポートして
くれる人がいなければ、私の力だけでは到底及ばなかったと思います。
「もう、なんでそんなの引き受けてくるのー、ぶつぶつ…」
などと言いつつも、直前まで親身に助けてくれた「身近な人」にも大感謝(笑)。
次の機会(懲りてない!?)には、またどうぞよろしく!

 今回のレクチャーでは、企画展で見られる江戸末期から昭和までの
子どものきものにちなみ、江戸時代、明治時代の浮世絵の中に描かれた
子どもたちの姿や大正時代の古写真をプレゼンで紹介したり、私自身、
かつて大叔母が昭和初期くらいに着ていたというビンテージ(?)
ゆかたを着てレクチャーに臨んだり、その他、私の手許にある「小道具」
(戦前の帯、洗い張り状態のままの5歳くらいの女児きもの、
かつて人に教わりつつ手づくりした私の日本人形)を用いたりで、
口が足りない分(笑)ビジュアル資料も満載、この作戦は功を奏した
ようです(笑)。

 すばらしい子どもの浮世絵コレクションを所蔵されているくもん出版、
貴重な古写真サイトをアップされている日本古写真倶楽部の管理人様には、
転載をご快諾いただき、大変感謝しています。どちらのコレクションも、
シーボルトハウスで企画展などができればおもしろいのではないかと思い、
ご提案申し上げておきました。
仕かけ人のお由美(笑)? 

 今回のレクチャーやチャリティーイベントについては、
シーボルトハウスのサイトに掲載されていますので、
オランダ語読解練習がてら(?)どうぞご覧ください:

シーボルトハウスのサイト



以下は参考画像です。

catalogus.jpg

展覧会のカタログ表紙


kamishimo-hakama-edo.jpg

小さな小さな江戸末期の裃と袴、亀甲模様です。

omiyamairi-meiji.jpg

明治時代のお宮参りの図だそうです。展示品には、お宮参りの着物もたくさんありました。

meisjeskimono-meiji-1.jpg

これは、明治時代の3歳用くらいの着物。とてつもなく贅沢なしつらえでした。

meisjeskimono-meiji-3.jpg  meisjeskimono-meiji-4.jpg  meisjeskimono-meiji-2.jpg  meisjeskimono-meiji-6.jpg

幾重にもなっている襦袢、裾には真綿が入っていて、どんなすきま風も入らないような作りになっていました。
いったい、どこのお嬢さまのお召し物だったのでしょうか?

レクチャーに持参した、私の小道具というのは、たとえば、

taishokimono.jpg

大叔母のものだったという大正時代の着物(の断片)や、

araibari-1.jpg

洗い張りしたままの状態の女の子の着物(かわいい柄でしょう!)、
それから、中でもとくに、オランダピープルに大好評だったのは、

handgemaaktepop.jpg

この日本人形でした。いつぞや、教えてくださる方があり、
はじめから(文字どおり、粘土こねこねしてボディーから!)
手作りしたものです。

popjes-kinensatsuei.jpg

ついでに、展示のお人形と一緒に、記念撮影してやりました。
かわいいって言ってもらえて、よかったね。

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【2011/08/2509:07】 |『実践オランダ語講座』メルマガ用参考資料
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いつものように、まずは元ネタのご紹介です。
実践オランダ語講座vol.38

今回の私担当記事はこちらです:

3. オランダよもやま話(30)   国森由美子
────────────────────────────────────
 今号では、ライデンのシーボルトハウス博物館がオーガナイズする
Japanmarkt(ヤパンマルクト)をご紹介します。これは、毎年5月下旬に
「日本」をテーマにして催されるイベントです。以下はシーボルトハウスの
サイトの報告ページです:

http://www.sieboldhuis.org/actueel/detail/grootste_japanmarkt_in_leiden_ooit

 ページの写真下から始まるテキストの冒頭を読んでみましょう。
当メルマガへのテキスト転載については、シーボルトハウスより
予めご了承いただいています。

Afgelopen zondag 29 mei stond het Rapenburg in Leiden vanaf
het SieboldHuis tot en met de Hortus botanicus helemaal
in het teken van de Japanmarkt 2011.
Het was hiermee de grootste Japanmarkt ooit in Leiden.
In het SieboldHuis werd een speciale benefietveiling
gehouden voor Japan, met een opbrengst van 1520 euro
voor de wederopbouw van het cultureel erfgoed in de
gemeente Sendai.

(編集部注:1520の前にユーロ記号が入ります。)

訳例:去る5月29日の日曜日、ライデンのラーペンブルフは、
シーボルトハウスよりホルトゥス・ボタニクス(ライデン大学付属植物園)
までの間、すっかり「ヤパンマルクト2011」一色に埋めつくされました。
これは、いまだかつて最大のヤパンマルクトとなりました。シーボルトハウスでは
日本のためのチャリティーオークションが行われ、仙台市の
文化財復興のために1520ユーロの収益をあげることができました。

 続く段落には、「ヤパンマルクト」とは、2000年5月25日に天皇陛下が
ライデンを訪問されたのを記念し毎年催されるものであることや、
その4回目の今回(ということは、4年前から行われているということだと
思います)は、日本の震災への思いをたいせつにしたこと、シーボルトハウス
では先にも来館者ともども皆で千羽鶴を折るという震災チャリティーを
行ったこと、今回のヤパンマルクトのチャリティーとしては、
コスプレの人たちと一緒に写真を撮るという企画で160ユーロ、
ライデン大学で学ぶ日本の留学生たちがカレーライスを作って売り、
568ユーロ収益を上げるなど、他にも6つの屋台ブースが募金活動を
行ったことが記されています。

 この前日、前々日と多忙だったこともあり、私は今回、
チャリティー活動参加ではなく「お客さん」として出かけてみました。
地元に暮らしながらにして、初の「ヤパンマルクト」体験でした。
記事に、今回が最大規模とありますから、ラッキーだったのかも?
そもそも、お店屋さんごっこは、売り手より買い手向きな私(笑)、
本や雑貨、着物などを購入し、大いに楽しみました。そういう意味では、
チャリティーに少しは協力したと言えるでしょうか。

 シーボルトハウスは、シーボルトの旧邸を改装した博物館で、
ラーペンブルフという運河沿いの通りにあります。その昔、
シーボルトも頻繁に行き来したこの道がこうして日本のために
意味ある場所になっているのを、もしも今、シーボルトが知ったなら、
さぞ喜んでくれただろうと思います。

参考資料、画像などについては、どうぞ筆者の個人ブログをご覧ください。
「オランダなんでもメモ」:http://morinokuni.blog43.fc2.com/

__________________________________

というわけで、以下は参考画像です。

jaapanmarkt2011-curryrice.jpg   japanmarkt-yoigokochi.jpg  japanmarkt-pikachu-amiami.jpg

(左より) カレーライス屋さん、 日本酒屋さん、 コスプレピカチュウさん(?)


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【2011/06/1606:15】 |『実践オランダ語講座』メルマガ用参考資料
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